1月30日(木)読み聞かせ
2025年1月30日 09時28分今日の読み聞かせは、「節分」についての話をしました。「昔は節分が4回あったこと」「なぜ豆を投げたり、食べたりするのか」「鬼とは」「恵方巻とは」の話をしました。豆まきの行事が定着したのは室町時代ころですが、本来は大晦日に行っていた、鬼の面をかぶった人を、桃の木でつくった弓矢で射って追い払う「ついな」という朝廷の行事が、一般庶民にも広がったと考えられています。「福はうち、鬼はそと」と大声で豆をまくのは、季節の変わり目は、鬼などの妖怪や悪霊が集まり、病気や災いをもたらすと考えられていたため、豆をまくことで自分の家から鬼を打ち払おうとしたからです。
忘れ物鬼、いたずら鬼、けんか鬼、怒りんぼ鬼、乱暴鬼、怠け鬼、ポイ捨て鬼、あきらめ鬼、など、各人それぞれの体の中に追い出したい鬼が潜んでいるでしょう。その鬼を追い払いましょう。