8月8日(金)サギソウ鑑賞会
2025年8月8日 11時30分今日は、御槙地区の源池公園でサギソウの保護活動をされている「津島自然を守る会」の清家さんからお誘いを受け、「サギソウ鑑賞会」に行きました。優美に群れ飛ぶ鳥のように、夏の水辺でサギソウが可憐な花を咲かせていました。緑に茂る湿地で、純白の花に、吹き抜ける風とともにひとときの「涼」を感じました。
サギソウの保全活動が三浦保環境賞で表彰されることもあり、愛媛県植物研究会の方、愛媛県生物多様センターの方、東芝ライテックの方、津島自然を守る会の方、地域の方々が鑑賞会に参加されていました。インタビューされる子供もいました。
サギソウは本州・四国・九州、国外では朝鮮・台湾に分布していますが、野生種は、どの地域でも絶滅の危機に瀕しています。その原因は環境の悪化、園芸採取などであるといわれています。サギソウは「レッドデータブック」によると、愛媛県カテゴリーでは絶滅危惧1B類、環境省カテゴリーでは2類に指定されています。愛媛県内のサギソウ自生地は、御槙地区の源池公園と今治市(孫兵衛作・蛇越池)の二か所が有名です。
源池公園にはたくさんの花が咲いていました。この豊かな自然をいつまでも守りたいものです。